
通常のコーヒーとスペシャルティコーヒーの違いは何か?簡潔にまとめるとコーヒー豆の違いと管理方法にあります。
コーヒー豆にもランクがあり、簡単に表現すると松竹梅とそれ以下です。つまりスペシャルティコーヒーの中でも松竹梅が分かれますが、それ以下の豆は例えばコンビニ向けであったり、食事をメインとしているレストランやパン屋さんであったり、誰でも簡単に操作できるドリップマシーンに入っている豆がスペシャルティコーヒーと呼べる豆からほど遠いと言えます。中にはコーヒー豆にもこだわりがあって、ドリップマシーンだとしてもちゃんとした豆を焙煎して提供されている飲食店さんもありますが、有名ホテルのレストランでさえ特別感のないコーヒーが結構多いと感じます。
それだけ豆の種類が多いということですが、我々が国内で手にする段階で価格に優劣があり、生豆の品質は価格に比例するのが現実です。高品質な豆は値段が高くそれ以外は比較的安いということになります。スペシャルティコーヒーと呼ばれる生豆も松竹梅(高価~安価)ありますが、それは一概に安価だから品質が悪いというものではありません。目的に応じて使い分けます。
例えば、エスプレッソのように苦みを活かした濃いコーヒーを入れる場合、生豆を相当深煎りにします。その場合高価で高品質な生豆だと、その豆の持っているフルーティーさや香りなどの特性をすべて失わせてしまいます。その場合ある程度収穫時に品質が中級以下で、しっかり焙煎した方がエスプレッソの特性を引き出せる豆を選びます。それがスペシャルティコーヒーの中でも竹梅のレベルとなります。
松のような高価な生豆は浅煎りでも、しっかり豆の特性を楽しんでいただけるよう大変丁寧に管理されているので、価格も若干高くなってしまいます。それがコーヒー1杯の価格に反映され、某Sコーヒーなどのチェーン店さんより高めになってしまいます。その代わり美味しく体へも優しいコーヒーとなっているわけです。